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2025-04-26 15:18:00
特殊伐採工事
久しぶりの更新になります。
弊社では、今年の冬は山で紅葉樹の素材生産を行っっておりました。主にナラの木です。
薪にしたかったんですが市場などへ出荷したり、近隣の製材屋さんへ出したりしておりました。
さて本題の特殊伐採ですが、どうしても伐採前の写真をアップロードできなくて作業中の写真しかありません。。。
今回は建物の近くの銀杏と電話ボックスの近くの銀杏2本の伐採依頼でした。
建物脇の銀杏から作業スタート
写真はアップロードできませんでしたが、上から少しづつ枝を切り、ラフターでの吊り上げにより伐採しました。
吊り上げた木が暴れないようにワイヤーを2本掛けて、尚且つ自分の方に振られてこないような切り方で行いました。
根本の方も同じ切り方で安全に伐採完了。
続いて2本目の銀杏へ。こっちが厄介で電話ボックスの真横、真上に直径70cm以上の大木で尚且つ電線も絡んでいます。
上の方は同じく少しづつ枝をカットしていき、中位の上まで伸びている幹が4本あったのでそれらをラフターで吊り上げ伐採。その後主幹部を3回に分けて吊り上げ伐採の段取りで進めました。
吊る位置が大事なので慎重に位置を決めて枝の根本で切ります。位置決めを失敗するとひっくり返ることがあります。
これも同じく吊り上げた時に自分の方に振られないような切り方で進めました。
そして今回の一番の山場であった、電線との距離が5cmの主幹部の伐採。
様々な要因を考慮して切り離しました。無事成功。
最後は根本の切り離し。
電話ボックスに養生をして万が一に備えましたが最後までどこにも当てずに伐採が完了しました。
振られて困る方は斜めにして万全を期しました。
今後も数件特殊伐採案件があるので引き続き事故、怪我に注意して進めていきたいと思います。