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2024-09-27 06:30:00

メンテナンスは済んでますか?

9月も後半に差し掛かり、秋田県では朝晩だいぶ冷え込むようになってきました。

 

先日の朝の気温は7°でした。

 

展示場では薪ストーブに今年初着火。

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皆様はストーブのメンテナンスはお済みでしょうか。

 

シーズン前ということもあり、最近は煙突掃除の依頼が多いです。

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中には詰まりがすごい煙突もあります。

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こうなってしまってはストーブが着火しにくいばかりか、煙道火災になりかねません。

 

シーズン前にメンテナンスを行い、安心して薪ストーブライフを楽しみましょう。

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2024-02-13 14:59:00

煙突について

薪ストーブは煙突が重要です。

 

煙突はただ煙を排出するためのものではなく、ストーブの性能や安全性を左右する重要なものです。薪ストーブが正常に、安全に使用できるかどうかは煙突にかかっているといっても過言ではありません。

適切なドラフト効果により薪ストーブは本来の性能を発揮します。
そのことから、薪ストーブを使用するうえで、ドラフトを起こすことが最も重要と言えます。
ドラフト(上昇気流)とは、暖かい空気が軽い性質から空気が上昇していくことで起きる現象です。
煙突内外の温度差が大きいほど強いドラフトが発生します。そのため、煙突内の温度を高温に保つことで効率良くドラフトを発生させることが出来ます。

煙突は車で言う所のエンジンの役割を担っています。

いくら大型で熱量の高い薪ストーブを使っても煙突のドラフトが弱いと、そのストーブの性能を十分に発揮させることは出来ません。

車に例えると、ボディが大型車でエンジンは軽自動車と同じような理屈ですかね。

煙突のドラフトが良いとその分ストーブ内に空気も吸うわけですから、車のエンジン(排気量)と考え方が似ていますよね。

 

また、煙突から排煙される温度もとても重要になってきます。

煙の温度が149℃以下になると、煙突内に煤やタールが蓄積されてしまいます。


そのため煙突は「断熱二重煙突」を使用します。煙突が二重になっていて、煙突と煙突の間に断熱材が入っているため、外気温の影響を受けず、高温のまま煙を屋外に排出。強いドラフトを維持できます。

高温のまま煙を排出する事で、タールや煤が付着しにくくなります。(薪の含水率や空気を搾る量も影響する)

シングル煙突に比べてどうしても価格が高価になってしまう断熱二重煙突ですが、上記の理由でストーブの性能を引き出し、安心安全で使用する為に欠かせない薪ストーブの要です。

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ランバージャックが取扱う煙突は国産の高品質な物をご提案しています。

煙突のことについては、かなり深いのでまた次の機会に掘り下げてみたいと思います。

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