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ディファイアント オーバーホール その1
今回は、薪ストーブ ディファイアントのオーバーホール(以降OH)について記録しておこうと思います。
メンテナンスの時に発見した二次燃焼室の穴
これは重症だとぱっと見でわかりました 泣
依頼主様と相談して今回はOHすることに。
メンテナンスはフルコースで行います。
各部ファイバーロープ(ガスケット)の交換を行います。
そして煙突の付け根部分(フルーカラー)の所はファイバーロープ(ガスケット)が足りないまま装着されていました。
今回はOHで全てバラしていくので不具合は全て対応します。
まずはトップをバラします。
ネジはトップ裏の左右2箇所(11mm)とセンターの六角(5/32)です。
アメリカ製なのでインチサイズの工具が必要になります。上記のサイズがあればディファイアントは対応出来ました。
続いてバッフルを取り外します。(写真だとわかりづらいですね)
続いてファイヤーバック(手前に見えてる模様が入ってるやつ)を取り外します。幸い、こちらに損傷がなかったので今回はそのまま再利用します。古い機種でどんどん部品の値段が上がっていってるのでホッとしました。
ファイヤーバックを外してようやく不具合箇所の二次燃焼室(ファウテン)にアクセス出来ます。
ファイヤーバックを取り外したら正面側にも穴が空いてました。
両脇にあるファイヤーバック裏のガスケットも限界でしたね。
この二次燃焼室は元々脆い素材なので慎重に取り外しますが、触ったらボロボロと崩れてしまいました。
時期的にはちょうど良い時にOHとなったのではないでしょうか。
内部の外せる部品は全て外して綺麗に掃除してアフィヤーバック裏のガスケットも交換。
そして交換必須なのがコチラ。シューガスケット。耐火シューを外すとまず壊れると思います。
このシューガスケットの上に耐火シューを位置を合わせて乗せ、その上に二次燃焼室(ファウテン)を組んでいきます。
そしたらファイヤーバックをボルト締めして固定します。(画像ではまだボルト締めしていません)
続いてバッフルの取り付けに移っていくのですが、長くなっているので次回へ。