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2024-02-08 10:47:00

展示場を作る その2

今回は展示実演機のアンコールの設置とホーローの特性についてのお話です。

 

ネスターマーティンは天井抜きの真っ直ぐ煙突仕様でしたが、お客様によってはどうしても壁抜きでなければいけないケースもある為もう1機の実演機の方は壁抜き煙突仕様としました。

 

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外部の煙突設置中の一枚

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外部の煙突の下にあるステーで固定します。

展示場はコンクリート造のためそのまま施工出来ましたが、木造住宅で壁抜を行う場合は、煙突の重さを受けれる位ガッチリした下地補強が必要になります。

外壁も自分達で塗ったのでムラムラですね😅

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写真ではわかりづらいですが、軒よりも60cm以上の高さで煙突を出しています。※建築基準法で定められています。

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炉壁はダッチウエストのアクセサリーカタログに載っているハースクラシックシリーズ

カラーはベニスⅡです。

壁から2.5cm離して設置。

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アンコールのホーローレッド、非常にカッコいいです✨

エレガント‼️

炉台、炉壁との相性も良いですよね☺️

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慣らし焚きを行っていきます。

薪ストーブにおける慣らしはストーブを熱に慣れさせ、徐々に伸縮できるように整えるためのものです。

新しいストーブを一気に高温で使用すると鋳鉄部分に割れや破損が生じる恐れがあります。

ゆっくりと湿気を蒸発させることがストーブを長く使う上で大変重要な工程です。

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天板の煙突付近が少しづつ色が変わってきました。

ホーロー塗装は高温になってくると色が濃くなる特徴があります。

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本体の色に変化が出てきて、クッキングトップも焼けてきました。

この工程を全部で3日、3回に分けて行ったら慣らし焚きは完了です。